朝散歩の途中でこの時期では珍しい一輪だけ咲いている
マーガレットをみつけた。
これのなにがこんなにすごいかというと
・この時期(12月7日現在)でも咲いている。
・夏はスゴイ数のマーガレットが咲いていたが今はこの一本だけ。
・3日くらい前に降った雪でガックリ頭を下げていたが、雪がとけ温度が
上がると頭を持ち上げなにもなかったように咲いている。
この花をみていると1つの物語を感じた。
その物語とは、
夏、白いマーガレットがいっせいに咲きみだれている時、
咲きたいけど咲けない自分に「じっと」耐えていた。
夏が過ぎ、
秋になり、
咲き乱れていた花もしおれてその数が少なくなってきた時、
一本の耐えてきた花がようやく動き出した。
冬。
たった1本の白いマーガレットが咲いた。
まわりにはなにも咲いてない。
せっかく咲いたのに
雪が降ってきた。
今まで耐えてきたのと比べればと頭を下げじっと耐える。
雪もすっかり消え
暖かくなると再び頭を上げ誇らしげに咲いた。
この花。
なにかを語っているように思う。
耳をすますと。
遅咲きもいいもんだよ。
遅咲きは耐えたぶんだけ強いんだよ。
遅咲きは耐えたぶんだけ対応する力があるんだよ。
そんな声がした。
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