6年前、本を読んで失敗への認識が180度変わった。
その本のタイトルは、「小山昇の失敗は蜜の味」という
株式会社 武蔵野の小山社長が書いた本だ。
なぜ認識が変わったのか?
小山社長は、自分を「日本一、失敗を経験した社長」
だと自負している。
また、失敗の数が多い人ほど、実力がある人とも言っている。
普通、経営者とか管理職になれば「私は失敗をしない人」
演じ、失敗するところを見せない。
という考えの方が多いと思います。
でも
小山さんは違いました。
本の中では、これでもかというほど失敗の事例を語っています。
しかもとても痛快というか、ここまでさらけだすのかと思うと
実に気持ちいい。
私も2回ほど株式会社 武蔵野へ見学に行きましたが、
社長室に置いてあるなんの変わりのない古いイスに
「この椅子は1脚8000万也」と書かれている。
なぜかと思ったら
ある新規事業に失敗し、かけた費用が3億2000万円。
その時、以前買った4つの椅子にあった。
失敗を忘れないためにも1つの椅子に8000万の値段をつけた。
4脚✕8000万で3億2000万。
それを社長室に置いて自慢げに語るところがスゴイ!
変化前の自分
以前のわたしは
失敗するとなぜそうしてしまったのだろうとか
もう少し考えて行動するべきだったとか
なんでいつもこう失敗するのだろうとか
思っていました。
そして
気持ちが暗くなり、
深いため息がでたり、
悪い方、悪い方に考え
それを引きずり、
結論
「やらなければ良かった」と後悔し
行動パターンドンドンせまくしていた。
変化した自分
だいたい仕事をしていれば
上手くいかなのが当たり前。
それなのにイチイチ後悔したり
落ち込んだりしていたら「あっ」という
間に時間が過ぎてしまいます。
「失敗はかくすな。自慢に変えろ!」
「失敗したら自分を変えるチャンスと思え!」
「失敗は経験。失敗の数ほど人は成長する!」
この貴重な「こころの変化」をこの本から得ることができました。
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