先日、昼食を車の中で食べ携帯を見たら、
すごい数の着信が入っていた。
着信は、管理者Y君からだった。
連絡するとすぐ出て
「社長大変です」
「どうした」
管理者Y君がある事をして先方の方に脅されるくらい怒られたこと。
相手方から社長に連絡がほしいと言われたと話していた。
つまり「社長をだせ!おまえでは話にならん!」という事らしい。
クレームはスピード対応
内容を聴いて、
「じゃ~。連絡するから電話番号教えて?」と言うと
「○○○-○○-○○○○○です」
おかしいなぁ~。
電話番号の最後が5桁になっているので、
また聞くと、また5桁。
「電話番号の最後5桁なんだけど」というと、
「あっ。動揺していたので申し訳ありません」
もう1度調べてから連絡します」と電話が切れた。
管理者Y君が、相手は相当怒っていたと言っていたので、
何を言われるか多少の不安があったが
まずは連絡した。
連絡が早かったのか落ち着いていた様子で
冷静に話をしてこちらの話も聞いてくれ事なきを得た。
管理者Y君に連絡すると「社長すいません。会社の名前に傷をつけしまいました」
と携帯を耳に当てまま何度も何度も頭を下げている
シーンが見えた。
失敗からのマインドの変化
「今回の失敗を教訓にすればいいだけだから」
と言っても「は~。すいません」とショックが隠せない。
これの問題はないにかと言うと。
失敗したとか、自分はダメだとか感情が先にきてしまい、
今回の問題を冷静に受け止めて次の行動を考えられていないこと。
1日くらい落ち込むだけならいいが、
以前は数日、失敗を引きずっていたようだ。
最強の共通言語
そんな時の最強の言葉がある。
その言葉はなにか?
それは。
「なにがあってもありがとうございます」
えっ。
なのそれ。
と思われたかもしれませんが
今、私と管理者Y君と問題があった時、口ぐせのようにいっている
言葉です。
しかし今回のような管理者にとって大きな問題があると
この言葉を忘れて感情から入ってしまう。
私もそうだったので人の事はいえないのだが・・・
今回のこの問題からY君が成長するまたとないチャンスと思い
「なにがあってもありがとうございます」だよ。
と言っても「は~。すいません」と
浮かない反応。
少し時間は必要だなと思ったので電話を切った。
ちなみに「なのがあってもありがとうございます」ってなにかというと
なにか問題に直面した時、
大変だとか、この先どうしようとか、悪い事だけが思い浮かび、
暗くなり、一番大切な「次にどうしょう?」が考えられなくなる。
それよりは、問題に直面した時、「なにがあってもありがとうございます」
というと問題に対し、少し余裕が持て自分が成長するためにこの問題が
あるんだと考えられる。
「あっ。きたきた。またきましたね!」
「いらっしゃいませ!」
また「自分が成長する機会を与えてくれるんだ!」と考え、
「ありがとうございます」と問題に感謝する。
夕方、管理者から連絡があり
ハツラツとした声で用件を伝え、「1ゴールを目指していきます!」
「私には1ゴールしかありません」と早口で言った。
数ヶ月前、もっともっと小さなことでクヨクヨして連絡を
くれた管理者Y君とは見違えるような成長をみせてくれた。
最後にひとこと
何かあった時、お互い共有できる共通言葉を持っていれば
少ない言葉でも伝わる。
今回の問題でそんな事を感じました。
私と彼にとって「なにがあってもありがとうございます」が
今、成長するための最強の言葉です。
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